十二国記·風の海·迷宮の岸(下)
ISBN:9784062551205とてつもない妖(あやかし)と対峙(たいじ)した泰麒(たいき)は、、身動(みじろ)ぎもせず、その双眸(そうぼう)を睨み続けた。 長い時間が過ぎ、やがて発した言葉は、「使令に下れ」。 ...
十二国記·風の海·迷宮の岸(上)
ISBN:9784062551144麒麟(きりん)は王を選び、王にお仕(つか)えする神獣。金の果実として蓬山(ほうざん)の木に実り、親はいない。かわりに、女怪(にょかい)はその実が孵(かえ)る日までの十月(とつき)を、かたときも離れず...